今回は少し真面目に書きます。





先週末のLIVE現場、豊橋はCLUB KNOTにて、出番が終わった後にフロアで一人の女の子と話した。

多分一人で来ていたであろうその女の子は、16歳らしく、「HIPHOPを初めて聴きました」と言った。

「HIPHOPは怖いイメージがあって、なかなか聴けなかったんですけど、すごく良かったです」と言ってくれたその女の子の目はとてもまっすぐで、逆にこっちが申し訳なくなるぐらいだった。

一通り話が済んだあと、しばらく会場の外でその日の共演者としゃべっていたら、その女の子が外に出てきた。

「どっか行くの?」と聞いたら、

その女の子は「門限なんで帰ります」と言った。

その時、反射的に自分のCDを渡した。その行動は理由の無い、俺の衝動的なものだったと思う。

「よかったら聴いてよ」

CDを半ば無理やり俺に渡されたその女の子は、嫌な顔一つせず、むしろ嬉しそうな顔で
「ありがとうございます!聴きこみます!」とまっすぐな目で言って、一人帰って行った。

門限。

門限かぁ。



ライブハウスでのイベントだったので早い時間に始まり、早い時間に終わる。
23時、イベントも終わり、アザースペースに寄り、MARCHとタクローとHI-BRICK終わりの杏介とヨシと色んな事を喋った後家に帰った。寝る前にふとその女の子との会話を振り返った。

門限なんていう言葉を人の口から聴いたのはいつ以来だろう?
ましてや16歳で一人でクラブではなく、ライブハウスに来る女の子。

門限なんて無かったし、ましてや16歳からHIPHOPの現場で仲間とわちゃわちゃ朝まで遊んで来た自分とはまったく異なるその女の子が、偶然の巡りあわせで、その日俺の音楽に触れてくれたことがなんだかすごく嬉しく思えた。色んな奇跡が重なっての出会いだったんだろう。

音楽の可能性を感じた。


昔の俺のLIVEだったらその女の子の心には届いて無かったかもしれない。
例えば、22歳の時の俺。

(昔の自分の映像を上げるのは正直すごく恥ずかしいのですが、昔の自分をさらけ出して心を図太くするという次のアルバムの為の精神作業の一環、POINT 0からの流れとしてこの動画をUPしました。画質悪です。)


現在は映像作家として、俺のPVや多くの映像作品を手掛けている梅田ことSPARKLEがDJをしてくれていたこの時代。
T.W.F.がバラバラになってMC一人になって、とにかくがむしゃらに「全員ぶっ殺してやる」ぐらいの気持ちで地元のHIPHOPシーンで足跡残そうとしていた時代。

今でもこの時代の俺の歴史は俺の宝ですが、きっとこの時代の俺から生まれる音楽では、その門限で帰って行った女の子の心には響いて無かったかもしれない。

出会い別れ、喜怒哀楽、結婚、偶然、必然、可能性、etc、、、

今まで踏み出してこなかった一歩を踏みだしてきたからこその今だ。

今の俺だからこそ、フロアでその女の子は勇気を出して俺にしゃべりかけてくれたんだろう。

昔の時代を踏まえて、色んな変化を経て、現在、今が最高だと改めて思えた。

そして、この先も、その時その時が自分の最高だと思える歳の取り方をして行きたいと思えた。

人生は思ってるより可能性に満ちているんだと思えた。

そう思わせてくれた門限の女の子の感謝。



DUSTY-I&DJ MARCH

NEWアルバム、期待しといてください。

ピース

Comments

    • KAZ(RUDE58)'s comment
    • 2014年09月02日 23:54
    • 俺にも配布CD下さい(笑)元気にやってるみたいだねー。
      つか、めっちゃ活動してるみたいだね!噂はビシバシ入ってきてます。
      近い内に何かしら一緒にやりましょう!連絡取れんかな?
    • だすてー's comment
    • 2014年09月06日 18:04
    • 店長!お久しぶりです!
      コメント返信遅くなりすいません!
      配布CDはハヤシ楽器にも置いてあるので、よろしければぜひ!
      近々、自分の音源製作の本格的な集中モードに入る予定で、10月ぐらいからライブ活動や楽曲参加を一時休止するつもりです。なので、今は出来ませんが、アルバムが完成した以降、何かの機会にどんな形であれ、ご一緒出来たら嬉しいです!
      nsr-dusty@hotmail.com
      これ、俺のPCメールアドレスなんでよろしければ連絡下さいませ。

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